年金の「任意加入制度」を使う

お金&お得

年金の「任意加入制度」。ご存知ない方も多いのでは?あなたもまだ間に合うかもしれませんよ!

来月から「特別支給の老齢厚生年金」をもらう時期に来ているのに、最近、知ったことがあります。

以前、年金事務所に行った時にボクの場合、老齢基礎年金が満額にはならないことは知っていました。

大学2年生の20歳の誕生日(8月)から就職した22歳の4月まで(約32ヶ月間)、国民年金保険料を納めていないから仕方ないか、と思っていました。

しかし、今からでも学生時代に納付していない老齢基礎年金を納めることができるんです。

「年金事務所もこういう方法があることを教えてくれれば良いのに!」と思いますが、今できることをするしかありません

この方法は、国民年金の「任意加入制度」と言われています。この制度を使えば、老齢基礎年金を増やすことができます。

但し、厚生年金に加入していない65歳未満の人が、65歳に到達するまでの間に月々納付しなければなりません。

ボクの場合、未納になっているのが約32ヶ月間。来月8月の誕生日に63歳になります。すると65歳までちょうど24ヶ月なので、約8ヶ月分足りず、残念ながら満額にはなりません。

今から保険料を納付しても、すぐ死んでしまったらもったいないかも。

例えば、65歳まで保険料を払って65歳ちょうどで死んでしまうと増えた老齢基礎年金を全く受給できないことになってしまいます。

ボクが長生きする確率、いや早死にしない確率はそこそこ高いと思っていますので、「任意加入制度」を利用する方向で考えたいと思います。

そこでボクは何歳まで生きれば、元が取れるか、試算してみました

(現状のままだと)
78.17万円×(447.5/480)=72.88万円①
▪️満額:78.17万円
▪️満額との差:5.29万円
▪️月当たり:78.17万円÷12=6.5万円/月

(改善策を実行すると)
改善策:63~65歳の24ヶ月分 16,540円×24(2年分)=396,960円をこれから納める

78.17万円×(472/480)=76.87万円②
▪️満額:78.17万円
▪️満額との差:1.3万円
▪️月当たり:76.87万円÷12=6.4万円/月

★何年で元が取れるか?
受給額の増加分(①−②)=3.99万円
「任意加入制度」で2年間支払う保険料総額 396,960円

 396,960円÷3.99万円=9.95年 →約10年

出ました!

(繰下げをしなければ)75歳以上生きれば「お得」です

65歳以降は毎年約4万円づつ増えた「老齢基礎年金」を受け取ることができます。毎年約5%の「お得」があります

そして、これから2年間の支払い総額を超えた76歳以降の年間4万円増は、毎年、近江牛を皆にご馳走できるくらいの額です(76歳までは近江牛をご馳走しないという意味ではありません)。

長生きしても「お得」が増える感じが良いですね!

「るんるんリタイアめんと」のボクとしては、76歳以降、生きれば生きるほどもらえる毎年の「元気ご褒美4万円」をゲットするのだ!と考えます

明日、速攻で市役所に行って「任意加入制度」の手続きをしてこようと思います。

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