フランス帰りブログ 最終回
フランスからの帰国後、フランス旅行のお話ばかりさせていただきましたが、それも今日が最後です。
元々、4年前に予約したフランス旅行をコロナ禍のため、キャンセルしていました。
それに…
世界中を悲しませたパリの「ノートルダム大聖堂」の大火災がありました。
フランスの旅といえば誰もが行く「モン・サン・ミシェル」も電気利用削減の一環でライトアップの夜景が見れなくなりました(2023年中は夜景なし予定)。
一方、自分は、昨年11月初めから1ヶ月半、入院していました。
その後順調に回復かと思ったら、出発の10日ほど前から奥歯が痛み始め、歯医者に2日おきに行くような状況で、出発前日まで奥歯の消毒をしてもらっていました。結局、痛み止めの薬を旅行期間中の10日分をもらいました(ただでさえ、毎日たくさん薬飲んでるのに)。
旅行先はいつでもあるわけではない。
旅行先はいつでもあるわけではないし、自分自身もいつでも行けるわけではないということを実感しました。
10日間も日本を離れるというのは、途中で戻ってくるわけにもいかないので、やはり不安があります。
それでも最善の準備をして「まぁ、なんとかなるだろう」と、変な言い方ですが無理やり楽観的になって旅に出ました。
結果、行って良かったですね!
きっと写真や動画だけなら、YouTuberのフランス紹介動画、ガイドブックや旅行会社のホームページなど自分が撮影したものより、ずっときれいな映像がたくさんあります。
でも実際に行ってみなきゃ、絶対ダメです!
心に行くぞと決めてから、吸収した知識を現地で再確認して、いくらか自分のものになったかな、って言う感じです。
フランス紹介、これが最後。
このブログで紹介していないことはたくさんあります。
例えば…
パリのデパート「ギャラリーラファィエット」1階の高級ケーキ「ピエール・エルメ」。1ヶ€10もするケーキに人だかり。あまりの混雑で買うのを諦めかけましたが、かなり待って買いました。美味しいに決まっていますね。
パリのメトロは、動きの遅い老人には絶対に無理です。自分で扉を開けて降りる車輌がほとんどですが、完全に止まっていなくても降りれる絶妙のタイミングがあります。そして開いた扉は予想以上に早く閉まります。
ニースから行く”鷲の巣村”の代表「エズ村」はかなり良かったです。侵略者との闘いの歴史を感じながら景観と眺望を楽しめます。最近、特に超人気スポットになっているようで、バス1本目では乗れず2本目の超満員のバスで行ったし、帰りのバスにも危うく置いていかれそうになりました。それでもここは超お勧めです。
ニース海岸には、ちょっとまだ涼しいんじゃない?という4月上旬に多くの水着女性がいました。まさかのトップレス女性まで見てしまいました。
フランスは、移民を含めて多くの人種がいますが、同じ白人でもアルザス地方へ行けばドイツ系、ニースはイタリア系になります。だいたいわかるようになりました(当たっているかどうか確認のしようがないですが)。
パリのオルセー美術館、ニースのシャガール美術館、今回は行けなかったルーブル美術館、他にもまだまだ美術館があります。
シテ島のマリ・アントワネットの牢獄「コンシェルジュリー」、ステンドグラスが美しい「サントシャクレ教会」も良かったです(この2つは隣にある)。
これからフランスへ行こうという人へ
美術や建築に興味のある人はパリとその周辺だけでも、10日では全然、足りないと思います。
キンおじさんは、“ミーハー”に徹しましたが、それでも心残りがたくさんあります。
もしこの「フランス帰り」ブログを見て、これからフランスに行ってみよう!という人がいたら、ぜひ事前にたくさん情報収集してください。
やっぱり「地球の歩き方」は必須ですね。
またフランス、特にパリの紹介動画はたくさんあります。
動画のお勧めは、「フランスガイド中村」と「Ryoko Paris Guide」です。お二人とも“フランス政府公認ガイド”なので、情報が正確ですし、楽しい。
女性にとっては、女性YouTuberの「Ryoko Paris Guide」の方が良いかも。ランチやカフェ、買い物の場面が多く出てきます(4月に本を初出版されました)。
ということで、いわちゃんの「フランス帰り」ブログは今回で終了いたします。
次回の海外旅行はいつになるか、どこになるかわかりませんが、生きているうちに必ずまた行きます(ちょっと大袈裟か)。
早速、以前読んだ宮本輝「ドナウの旅人」をもう一度、読み返しています。
これまで毎回、お付き合いただき、本当にありがとうございました。
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