鳥取から宮津へ

旅行と食

鳥取はいつも雨・・・

昨年9月のGo To Travelで出雲&米子、鳥取の旅行以来、1年ぶり2度目の鳥取にやってきました。

前回、鳥取砂丘で買った「たまだ屋のピーナッツせんべい」が美味しくて、近いうちにまた鳥取へ行きたいね!と口にしていました(もちろん嫁にですが)。たまだ屋さんは老夫婦お二人でせんべいを作っているというネットの書き込みを見たので、これは急がないといけないのでは?と思いました。

ところがコロナ感染拡大は衰えるどころか、過去最高の感染者数となり、東京・大阪だけでなく全国各地で医療崩壊が起きるという最悪の状況になってしまいました。まさかの滋賀県まで緊急事態宣言発令です。

こんな滋賀県から、コロナ感染者が極めて少ない鳥取県には申し訳なくて行けません。

ようやくコロナ感染者数がピークアウトすると見るやいなや、うちの嫁は目ざとく鳥取旅行を企画します。あっという間に予約してくれます。この素早さは旅行会社の仕事に向いている。

1年前に鳥取砂丘や砂の美術館を訪れた時もかなりひどい雨でしたが、今回もまた雨でした。

雨の中、目的のたまだ屋さんに到着。店頭にいたのは老夫婦ではなく、50代前半のお母さんでした。

お目当ての「ピーナッツせんべい」が美味しいことは知っています。それ以外にも色んな種類のせんべいが並んでいました。ネットで見る限り、たまだ屋さんの看板せんべいは「生姜せんべい」とわかっていましたので、これも美味しいことは間違いありません。

「”あられせんべい”ってどんなんですか?」と話のきっかけを作るのにお尋ねすると、早速、我ら二人に1枚づつ、試食させてくれました。ほんのりあられの味わいがする。これもなかなか美味しい。

せっかくたまだ屋本店まで来たのだから、たくさん買って帰ろう!ピーナッツせんべいを多めに全品種10袋を買いました。

お母さんに「以前、砂丘で買ったピーナッツせんべいが美味しくて滋賀県から来ました」とお伝えすると、娘さんが彦根の大学に行っていたということで、滋賀県には親近感があると言ってくれました。コロナ感染拡大中だとこんな会話もできなかったかもしれない。

そうこうしていたら、わざわざ滋賀県から来てくれたということで、奥の工場でせんべい作りをしていたお父さん(お母さんの父親の可能性大)が店頭に出てきてくれ、出来立てのあったかいせんべいを持ってきてくれました。さらにおまけで一袋分をもらいました。

たまだ屋さんのせんべいは生地が美味しいだけでなく、固すぎず柔らかすぎず、の程よい固さも素晴らしい。ボクが今まで食べたせんべいの中でダントツの美味しさです。

たまだ屋のせんべい各種

10袋買ったと言っても、3,500円(税込み)!安過ぎます(写真は旅行中に食べたので7袋に減っています)

ぜひ、鳥取県や島根県にお出掛けの際は、たまだ屋さんのせんべいを食べてみてください!

鳥取県、頑張ってる!

その晩は鳥取駅近くのホテルに泊まることになっていました。鳥取県はいつも雨なので(僕らが行くと)、ホテルから傘をさし結構濡れながら、駅前の居酒屋に入って海の幸で晩ご飯です。ロボットが刺身でも鍋でも何でも運んでくる。テーブルの前できちんと止まって「頑張って運んできました!」としゃべってくれるので、お皿を取ります。空いたお皿も乗っけて帰ります。なかなかいい奴でした。

なかなかかわいい奴

鳥取も滋賀県と似ているところがあると思います。滋賀県に琵琶湖以外に何がある?と聞かれることが多いように、鳥取には砂丘以外に何ある?と聞かれているのではないでしょうか?二十世紀梨があるぜ!すなば珈琲もあるわよ!って声が聞こえてきそうです。

滋賀県人も赤こんにゃくがある!クラブハリエのバームクーヘンだってある!と応酬している場合ではありません。僕はそんなレベルで張り合うよりも、両県、協調してやっていこう!と言いたいです。

翌日は遅めにホテルを出て、宮津へ向かいました。明日は晴れると良いな!

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