“リベ大”お勧め「米国株式ETF」はこんな感じか。
2年前の退職金をいっきに投資に向けるのは怖いし、そんなに大きなお金がある訳ではないので、NISA枠を使って4種類のファンドを積立投資をしていました。
4月の終わり頃、YouTubeのリベラルアーツ大学(主催者:両学長)を知りました。とにかく目からうろこでした。もっと早く(昨年春のコロナによる世界的な株の急落時に)知っていたらと思いました。
既にご存じの方もおられると思いますが、リベラルアーツ大学は「これからの日本はただ一生懸命に働くだけではダメだ」、「稼いだ給料や節約したお金を元手に、できる限り安全確実に投資したり、副業したりして、資産を増やして、老後に備えよう!自由な人生を楽しもう!」と若い人向けにお金のことをわかりやすく、教えてくれています。
ボクは“若くない”ですが、学ぶことが多い、というか驚くことばかりでした。リベ大の両学長もよく言っていますが、「まずやってみよう!」、「やりながら学んで修正しよう!」の考えは、ボクも同じです。
というわけで、両学長を信じて実際にやってみて、いろいろ自分で試しています。
新しい投資方式に変え始めて1ヶ月ちょっと経ちました。今日はそのうちの米国株式ETF投資について、進捗状況を報告します。
そもそもボクはETFを知りませんでした。投資信託、いわゆるファンドは知っていましたが、今までボクが買ってきたのは、銀行、証券会社、郵便局で売られている未上場の投資信託というもので、“今や、ぼったくりファンド”と呼ぶ人もいるくらいのものです。それを長い間、買い続けていました。
一方、ETFは上場投資信託と呼ばれるもので、株式同様、日本のETFならば、リアルタイムに売り買い可能なファンドです(日本で、米国ETFを買う場合はリアルタイムとはいかないですが)。
ファンドは、購入時手数料(買う時)、信託報酬(保有している間)、信託財産留保額(解約する時)の3つの手数料が必要ですが、ETFであればこの手数料のうち、長期保有の時に効いてくる「信託報酬」が馬鹿みたいに安いのです。
たとえば、「iシェアーズコア米国総合債権市場ETF(AGG)」の信託報酬(経費率)は、現在0.03%です。
僕がNISAで積立投資しているファンド「JP4資産バランスファンド」の信託報酬は0.63%です。これは日本のファンドの中ではかなり安いのですが、それでもETFに比べると比較にならないほど、高い!(ちなみに購入時手数料1.10%)
さらに分配金でもETFに軍配が上がります。米国株ETFの先程のAGGの分配金利回りは約2%/年です。
「JP4資産バランスファンド」は0.5%/年です。こちらもかなりお得です
米国ETFは長期保有の経費が少なくて、分配金も多く出るということになります(AGGは12回/年)。
若い人は分配金を再投資して「複利の力」を活かした方が良いと思いますが、ボクは“若くない”ので「貯めて使う」の方針で、分配金を生み出す元手を徐々に積み立てて行こうと考えています。
米国ETFは12回/年分配金をだすものが多いようです。基準価格の方は上がったり下がったりしていますが、分配金は少しづつ増えています。分配金を「貯めて使う」が、実感としてわかってきました。
まだ1ヶ月ちょっとですが、『分配金貯金』のこれからが楽しみになってきました。ある程度溜まってきたら「るんるんリタイアめんと」のためにどう使うか、今から考えよっと。
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