旅の楽しみは、やっぱり食事です。
フランスの楽しみと言えば、やはり食事です。世界三大料理のひとつになっています(フランス料理、中華料理、トルコ料理)。
ちゃんとしたレストランは、ドレスコードがありそうだし、当然高いので避けて、ビストロやブラッスリーで夕食を楽しみました。
ネット予約できるお店もあるのですが、そうでなければ人気店は混む時間帯にはなかなか入れません。
この時期、日没は20時過ぎ。18時頃はまだまだ明るいのですが、それくらいにお店探し。
その時間帯なら、まだ席はたくさん空いていて店の入口には「ダンディーな男性」が通りを見ています。
「ダンディーな高齢男性たち」が活躍!
ほとんどのお店にはテラス席があるので、お客さんが席につくのも見ています。
けしてお客の呼び込みはしません。
お店に入ろうと、こちらから「Bonjour~」と笑顔であいさつすると、「Bonjour~」とこちらの3倍くらいの笑顔で席へ案内してくれます。
席につくと、メニューを持ってきてくれて、ゆっくり考えさせてくれます。
こちらは結構、焦ってそれぞれが何の料理なのか、「Google翻訳」を駆使?して検討します。
フランス料理なので、エスカルゴescargotは良いのですが、うさぎちゃんやカエルちゃんは選びたくないから。
だいたい前菜とメイン1品づつでお腹がいっぱいになってしまいます。まわりのテーブルをみてボリュームが多過ぎるのが心配になれば、まずは1品で安全策をとります。
ダンディーな男性は、こちらの様子を見ていてくれるので、目線が合うだけでサッとテーブルに来てくれます。再び、いわちゃんの3倍相当の笑顔で。
ようやく決めた無難な料理を注文します(エスカルゴ6ヶはなかなか美味いので何度か注文しました)。
必ずドリンクを聞かれるので、ほぼワインを頼みました。白Blank、赤Rougeのどちらかにしましたが、ロゼもあります。
レストランでは銘柄もいろいろあってワインの香りを確かめさせてくれますが、ビストロやブラッスリーではそこまではないことが多く、ハウスワインをさっと持ってきてくれます。
日本ではワインなどほとんど頼んだことがないのに(まずはビールですよね)、フランスでは不思議。ワインがうまい!朝や昼から飲む日もありました。
食事が進み、夕暮れから夜になり、お店はどんどん活気が出てきます。
「ダンディーな男性」、実はきっとキンおじさんと同じくらいの年齢です(ハウ オールド アー ユー?とも聞けないし)。
どこのお店に行っても、いわゆる高齢男性が活躍しています。
もちろん若い男性、女性もお店にはいます。
でも店内を仕切っている感じがするのは、「ダンディーな男性」達です。
なぜか高齢女性はいません。ホントどこに行っても(理由不明)。
「人と人をつなげる」大切な仕事
「ダンディーな男性」達は、生き生きと笑顔を振り撒いて、案内、注文取り、食事提供、会計、片付けまでやります。
”スゲェなぁ”と思うとともに、ちょっとうらやましいような気持ちになりました。
いわちゃんもそのうち、髪はリーゼントか全部剃って(サッカーのジダンのように)、蝶ネクタイにアイロンの効いた白シャツと黒スラックス、そして革靴履いて、シャキシャキ動いているかも(当然、日本になりますが)。
美味しい食事で、「人と人をつなげる」というのは良い仕事です。
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