腎臓機能の検査結果は?
昨日、予定通り、腎臓機能の改善が見られないか検査を受けました。残念ながら、クレアチニン(腎臓がんや糖尿病のマーカー)は改善していませんでした。ただ血中のカルシウム濃度も変化していないため、さらに薬の調整をしてみることになりました。
恐ろしいことに腎臓という臓器は、悪くなり始めると、良くなることはないそうです。ただ僕の場合、薬のせいで悪くなっているかもしれないという淡い期待があってのトライです。
11月半ばの心臓アブレーション手術は延期になる可能性が出てきました。どうせやらないといけない手術なら、早くやりたいとは思っていらのですが。
今日は前立腺の検査も受けました。
尿をとるだけでわかるPSA(前立腺がんのマーカー)の数値も改善していませんでした。残念です。
「膀胱鏡検査」へ
これから前立腺治療を受ける男性は、結構、多いと思いますので、参考のために「膀胱鏡検査」について、恥ずかしながら説明します。
看護師さんの指示でパンツ脱いで(つまりフリチン)で、女性のお産の時に使うような台(以下、分娩台という)に両足を開いて座ります。
看護師さん、医師と僕の間にカーテンが引かれます。このカーテンのお陰でお互いに顔は見えない状態になります。
フットスイッチによって、分娩台が正面に回転し、尿道からカメラの管を入れやすいように、上半身が下がり、逆にチンチンが上がります。まさに産婦人科状態かと思います(知らんけど)。
元々開いている両足は電動でさらに開かれます。その後、チンチンとその周辺に液体(消毒液)がかけられます。
いよいよカメラの管の挿入です。
「リラックスしてモニター見ててください」と医師が声をかけてくれます。「もっと力抜いてぇ」とさらに。
「キレイです、キレイです!」と何度か、声をかけてくれますが、尿道内壁や膀胱内を見せてもらっても、僕にはわけがわかりません。
淫らな体勢の恥ずかしさは、もうどうでもよく、とにかく気持ち悪い!「もう十分キレイな映像を見た」、「あとどれくらいかかるのか?早く終わってぇ!!」
「落ち着け、呼吸を乱すな」「もう少しで終わるだろう、頑張れ」と歯を食いしばっていたら、あっけないほどにさっとカメラの管を抜いてくれました。
長く感じたけれど、きっとカメラの挿入時間は2〜3分だったのでしょう?
膀胱鏡検査は思った通り、最大級に気持ち悪かった。
ようやく分娩台から降り、チンチンとその周辺の茶褐色をした消毒液を、手早く拭き取り、パンツとズボンをはきました。
「では、診察室へどうぞ!」と看護師さんが呼んでくれましたが、たちまち尿意がやってきて我慢できそうもなく「ちょっと先にトイレ行かせてください!」って、お願いし、すぐトイレへと駆け込みました。
見た目では「良くないもの」(つまりガン)はないそうです。あとは年末のMRI検査です。その結果次第では針検査(たぶん細胞検査)を早めますとのことでした。
カラダのパーツが徐々に傷んでいくのか
歳をとっていくと、カラダのパーツがひとつずつ傷んできます。僕の場合、心臓、腎臓、前立腺が傷んできました。
こんなふうに少しづつ少しづつ現実を思い知らされていくのでしょう。
リタイア後はたくさん時間があると思いきや、そんなこともない。この後、どれくらい活発に活動できるのか?これからは、後ろから追いかけてくる劣化の速度に負けないよう、楽しんでいかなければ、と思ってしまいます。
るんるんリタイアめんとは、健康寿命との関係も現実的に考えなければいけないのですね。
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